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執筆者の写真小杉 治

10月29日から31日は「隼人紬工房」杉山太一さん来場です




鹿児島に日が昇る展

隼人紬工房の新作発表とバーゲンセールの会

最後の新作発表「吉野間道名古屋帯」

隼人紬工房秘蔵の着物を大放出

-とき-

10月29日(金)〜31日(日)

10:00〜18:30

最終日は17:00まで

-ところ-

熊谷きものこすぎ

埼玉県熊谷市上之1789-6

048-520-2436

入場無料

予約不要

過去・現在・未来

きものこすぎ様との取引はかれこれ15年となり、沢山のお客様に可愛がっていただきました。 話題の新車や珍しいビンテージカーに乗せていただいたり、時には展示会期間中にも関わらず着物で早朝座禅や早朝温泉などにもお誘いいただき、お客様に励まし癒していただきました。

四年前に父の代から頼っていた職人が急逝し、思い立って自ら未経験の製造現場に飛び込みました。桃栗三年柿八年という諺がありますが、私の染織修行は四年四ヶ月に成りました。

昨年より新型コロナの影響で、鹿児島での染織修行は思うように進まず、織工の引退と紬織りの師匠の大病も重なり、ますます技術習得にとっては厳しい状況になっております。

しかし、状況が厳しくなるほどに何故か染織への気持ちや技術習得への想いは募る一方で、不思議とモチベーションは衰えるどころか、却ってますます高まっています。 糸を染め、糸を繰り、布に織る工程は実に地味で辛苦な作業では有りますが、時間が経つのを忘れて集中出来るのです。作業中のほんの僅かな一時だけは「無心の境地」とも言えるくらい無になれます。

今後は作業中の全時間が「無心の境地」になれるよう、染織と向き合って参りたいと思います。

隼人紬工房 杉山 太一

今年最後の隼人紬工房のイベントになります。ご来場をお待ちしております。

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